在留資格「介護」人材確保の国の施策。
養成施設入学者への就学資金貸付
貸し付け額は(上限)学費5万円(月額)、入学準備金20万円(初回に限る)、就職準備金20万円(最終回に限る)、国家試験受験対策費用4万円(年額)、貸付期間は養成施設に在学する期間(1年から2年以上)。
国家試験に合格後、介護福祉士に登録して福祉、介護の仕事に従事し、5年間、介護福祉士として、福祉、介護の仕事に継続し場合は、借りた就学資金等は全額免除となる。他産業に就職した場合はまたは未就労の場合は、借り受けた就学資金を実施主体に返済。参考までに、新規貸し付け件数は外国人留学生1788件(介護福祉士就学資金件数4041件)。介護福祉士試験の合格率は84.3%です。ただし、令和8年卒業までは、養成課程卒業で介護福祉士の資格が得られます。
福祉の現場で働き、かつ、ほかの業界でも働いた経験から、私見ですが、介護施設、福祉施設の労働環境は、技能実習生が、半ば低賃金で強制労働させられているのとは異なり、仕事は厳しいものの、当然、向き不向きの適正はあるものの、公平感のある職場です。また、対人援助、接客業は、世界でもトップクラスです。(外国人旅行者は、コンビニの対応に驚かれている)。ましてや、国家資格の介護福祉士を持て、現場で働くのならば、より快適に勤められると思います。国の政策により人材育成に経済的支援を行われている今、これを活用しない手はないと思います。